【麻がるエッセイ】2つの初体験でひとり言
この年齢になっても、初めてのことってまだまだあるものですね。
まず一つ目は
「初めての舞台鑑賞」
今まで特別行きたいと思ったことも、
機会もなかったのですが、友達に誘われて行ってきました(新しい世界に誘ってくれてありがと一)
作品名は
『最後のドン・キホーテ』

素人のうえに語彙力も乏しいので、感想を表現するのはなかなか難しいのですが、
絞り出すならこの二言。
「観れて本当に幸せでしたあ」
「富山に来てくれた事に感謝します」
ほんとに、他に言葉が見つからない!
次々と転換される舞台上で繰り広げられる奇想天外な世界に、引き込まれしびれまくりました。
翌日も行きたかったあ(仕事だったあ泣)
11月の大阪公演も行きたあい(仕事だ泣)
でも一度の参加でも、空っぽになりかけていた“ワクワク壺”に、満タンチャージできたから良しとしないとですね✨
正直行くまでは、上演時間の長さに少し不安を感じていました。
15分の休憩を挟むとはいえ、3時間50分弱。
不安の理由は……お年頃ゆえの「御手洗いの多頻度」問題。
映画鑑賞のときはいつも通路側の席をとり、数時間前から水分を控えて臨んでいます。
でも舞台は、いざという時に退席しにくいし、席もど真ん中。
どうしよう……。
心配が募りすぎて、これが二つ目の初体験
紙おむつ着用!
ピンチの時のお守り代わり。
友達には「もしも隣でプルプルって震えてたらごめんね」なんて伝えていました(笑)
結局、大丈夫だったんですが……。
でもね、着用したことで、認知症の母のことを思い出しました。
今は施設に入所していますが、自宅にいた頃はいつも分厚いパッドを使っていたんです。
何も考えずに使っていたけれど、こんなに違和感があるとは思わなかった。
ちょっと値段が高くても、薄いのを使えばよかったなぁと、今さらながらの後悔が芽生えました。
この日は——
ワクワクな初体験と、ちょっとしんみりな初体験。
どちらも、私にとって大事な一日となりました🌿
次の初体験は、なんだろなあ。
ではゆるりと過ごして、また次のひとり言で🌿